パナマ文章とは?何が問題なの?(panama papers)

パナマの法律事務所からタックスヘイブン(租税回避地)を利用した税金逃れに関する文章が出てきたことをいいます。流失したデータは2.6テラバイト分あります。ほぼ文字データだけでの2.6テラバイトは物凄い数値ですよ。国家首脳、企業、芸能人、テロ組織など数々見つかっています。もちろん日本企業の名前もいくつか載っています。

*英語が読める方はpanama papersで検索するとより情報が得られるでしょう。

 

違法なの?

グレーゾーンです。預けること自体は違法ではありませんが、報告の義務を怠っている可能性がかなり高いです。精査されると追加徴税を取られる根拠になりうるでしょう。

 

信用度の低下

普段税金を上げるなどと言っている政治家が脱税していたらどう思うでしょうか?世界的な企業が脱税していたら?これらに対するイメージが悪くなるのは当然です。

 

脱税の何が悪いの?

仮に1兆円分の脱税がされていたとするなら、単純に考えて1兆円分の国の予算が使えなくなるということです。1兆あれば多くの政策が実行できます。ソースは曖昧ですが今回の流失データは2000兆円とか?

 

世界的に何が起こるの?

大企業の収益性悪化、大物政治家の汚職などが合わさり世界的な混乱になります。大恐慌になってもおかしくはないでしょう。藪蛇なのでマスコミも積極的には報道できないでしょう。政治家もヘタなことは言えません。投資関係者も規模が計り知れないはずです。多くの人が穏便に済ませたいはずなので意外に何も起こらない可能性も?

 

全て徴税出来たらどうなる?

税収大幅増で増税も見送りになります、一般人にとっては一見良いものに思えますが簡単ではありません。この量を徴収すると大企業であっても会社が傾きかねません。大企業が潰れたら子会社、取引先にも影響が出ます。それが全世界で起これば不況は必至でしょう。

 

個人的に思うこと

よくこんなものが表に出てきたなという印象です。上手く扱えば間違いなく金になるものなのに公開してしまうのがもったいない。と言っても、こんなもの個人や一企業が扱った所で消されるのは間違いないですがね。公開した理由としては正義感が大きいでしょう。

 

コメントを残す